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講座のねらい

小さい頃から絵本を読んでもらったり自分で読書している子どもたちは、言葉から情景や登場人物の気持ちを想像するという感性を自然と身につけています。

さらに、声に出して人に正しく伝わるように読む朗読には、より効果が期待できます。

 

物語だけでなく、面白いと思う様々な文章を、面白さが伝わるように朗読できるようになったら楽しいと思いませんか?

この講座では、まず声に出して読むことを楽しんでほしいという願いからあえて「音読」という表現をしています。「朗読」との違いは諸説ありますが、音読の段階を経て、さまざまなスキルや経験値を身につけ表現の幅が広がったところに「朗読」の世界が見えてくるのではと考えています。境目がどこかは私もわかりません。

 

実は、私は38年間小学校の教諭をしていました。学校の授業では、時間の制約や抱える児童数の多さから、音読・朗読の指導に力を入れることが難しく、もどかしい思いでいました。

読解力は全ての教科の元となる力なのに。

 

子どもたちの吸収力・好奇心は素晴らしいです。この講座を受けてくれる子どもたちが、自分の話す言葉に自信を持ち、学習にも前向きに取り組めるようになってくれることを期待しています。

 

さこさんと声に出して読もう!小学生音読講座  

                   講師 太田久子

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